日本サッカー

トルシエ

トルシエがヴィッセル神戸と最終交渉をしているようです。
三木谷社長がヴィッセルを買収してから、ITマネーに物を言わせ、次々と補強をしてきました。
数試合しか見ることが出来ませんでしたが、イルハンなどはずいぶん昔のようで懐かしいです。
新聞によると、トルシエは就任の条件として、ガンバ宮本や、グランパスの楢崎などを獲得する事を条件にしているようです。
これまた日本代表クラスの大規模な獲得はヴィッセル以外には出来ない補強でしょう。
昨年、三浦泰が強化フロントに入ったとき、僕は「カズをクビにするんだな。」と思いました。
どういう事かと言うと、カズはヴィッセルに私費を投じてトレーニング器具をそろえたり、小学校訪問などを自ら率先して行っています。
これはヴィッセルにしては非常に、嬉しい事でしょうが、情がある人なら、カズが活躍できない場合にクビに出来ないと思ったのです。
前々から、カズをクビにするのはどうするんだろうと思ってはいました。
ヴェルディのときのように、日テレの社長のような強烈な個性の人には、情を抜きにできたかもしれませんが、これだけ奉仕活動をしてくれ、日本的なスターとなれば、クビにしにくいだろうと。
そこで、ヤスをフロントいりさせた事で、ヤスにクビを切ってもらおうとしたのではないかと思ったのです。
いくら弟とは言え、活躍できなければ戦力外を下すのが仕事だからです。
これは、来年、もしくは今年あるかもしれません。
そうならない事を祈り、もう一度日の丸をつける姿を見たいものです。

ロビーニョ

ロビーニョのレアルマドリード入りが決まりました。正確にはブラジル風に発音するとホビーニョと言います。
今でこそ、代表にも時に名を連ねる事もありますが、一躍スターダムにのし上がったのは、サントスのレオン元監督のおかげでしょう。
サントス躍進の切り札として、下部組織にいた潜在能力の高いロビーニョやジエゴなどを積極的に試合で使い、ブラジル全国選手権を優勝してしまいました。
忘れられないシーンは、ブラジル全国選手権決勝コリンチャンス戦です。
左サイドでパスを受けたロビーニョがペナルティエリアに近づいたところでシザース。
なんと５度のシザースで相手ＤＦの足をコチンコチンに。思わず足を出したDFからPKを獲得したシーン。
あれはこれからはじまるロビーニョ伝説のひとつのシーンとなるでしょう。
ともあれ現在のロビーニョは、お母さんが誘拐されてしまっているままで、サッカーどころではないでしょう。
南米では、テベスやロマーリオなども身内が誘拐され、アルメイダなどは、それが嫌だからと海外でプレーしている理由にしているほどです。
それにしてもレアルマドリードは、ロナウド、ロビーニョ、オーウェン、ラウル、モリエンテスをどう使っていくのでしょうか。

J1昇格争い

アビスパ福岡とモンテディオ山形がJ1最下位との入れ替え戦の権利をめぐって激しい3位争いを繰り広げています。
最終節を残し、次節勝利したほうが3位になると言う、まさに次戦は生死を分けた戦いとなるでしょう。
一方J１の最下位争いもセレッソ大阪と柏レイソルに絞られ、こちらはレイソルのほうが若干有利と言えるかもしれません。
セレッソもレイソルも日本代表フォワードの大久保、玉田と言う武器を持っているため、J2のどちらが3位となっても、入れ替え戦もこれまた厳しい戦いとなるでしょう。
Ｊ２の３位は、２７日の山形で決まります。

クラシコ②

バルセロナ対レアルマドリードの試合は、３－０でバルセロナが勝ちました。
首位に立っているバルセロナは勢いそのままに得点を重ね勝ちました。
僕としては、レアルマドリードに勝ってもらった方が、これからのリーグも盛りあがると思って期待していたのですが。
けれどもレアルマドリードも勝ち点差７のまだ２位。
チャンピオンズリーグのバイヤーレバークーゼン戦が迫っています。
第一レグで負けているだけに、是非とも勝ちたいでしょう。

コンディション追求

先日は、浜松でアテネオリンピックサッカー日本代表フィジカルコーチの菅野淳さんと栄養士の古旗照美さんの話を聞かせてもらいました。
話の中で、ちびっこ選手に好き嫌いなく食事をとらせるように、例えば「レバー」などであったら、春巻きで巻いたり、「ニンジン」は細かくわからないようにハンバーグに入れるなどの話がありました。
そして食事の量も小学生でもどんぶり茶碗もしくはラーメン茶碗でご飯を食べさせる。アスリートを育てるには、体も大きくならなくてはならないという話しを聴きました。
その中でもっとも驚いたのが、バナナの話。
スポーツではよく試合前などにバナナを食べると良いと言う話がありますが、本当のプロフェッショナルはバナナの種類までこだわるというものでした。
試合前はカリウムの多い緑がかったバナナ、試合後は糖分の多い少し熟れて斑点があるくらいのバナナを摂るというものでした。
本当にわずかな差、見えないほどの差ですが、そこまで勝利にこだわる。貴重な話ありがとうございました。

クラシコ

バルセロナ対レアルマドリードの試合が行われます。
僕は、バルセロナのホナウジーニョ・ガウショとレアルのロナウドの対決に注目しています。
日本ではロナウジーニョ、ロナウドと呼びますが、ブラジル風発音に近づけると、ホナウジーニョ、ホナウドとなります。
ちなみにリバウドはヒバウドです。
　ロナウジーニョを僕がはじめて見たのは、９９年コパアメリカのベネズエラ戦でした。
途中交代で出てきた彼は、ゴール右からシャペウ（ボールを敵の頭上をとおす）で抜きそのままゴールを決めました。
その前にもブラジルの国内リーグで、インテルナシオナルのドゥンガの頭をグレミオに所属していた彼は、同じようにシャペウで抜き、ブラジル中の注目を集めました。
今ホナウジーニョは、エラシコ（パンツのゴムと言う意味）と言う技を得意としています。
それに対しロナウドは、シザースからの左足シュート。
この試合はそれに注目してみたいです。

フィジカルコーチ

今日は夕方から、浜松であるアテネオリンピック日本代表フィジカルコーチ、菅野淳さんの話を聞きに行きます。
アテネオリンピックの裏話など貴重な話が聞けそうです。
菅野淳
http://www.ma-1.net/kannoprofile.htm

アジア最終予選②

アジア最終予選の組み合わせは、2002年ワールドカップの成績が反映されるようです。
①日本、韓国
②イラン、サウジアラビア
③ウズベキスタン、バーレーン
④北朝鮮、クウェート
これら4つのグル－プから一チームづつが選出されて４チームで１組となります。
韓国と当たらないのは両国にとって非常に大きいメリットです。星を潰しううちに中東に足元を救われるということが一番怖かったからです。

しかし、これで行くとイラン、バーレーンと同組で戦う可能性がでてきます。
クウェートには一度も勝ったことがありませんし、北朝鮮は謎が多い。
サウジアラビアは、中東の雄であるし、ウズベキスタンにも1998年予選で苦い経験があります。

抽選とは言え、そこは世界の情勢が働くのが悲しいかなサッカーの世界です。
恐らく韓国と北朝鮮が同グループに入ることはないでしょう。
となると、日本のグループには、北朝鮮がまず入るでしょう。
となると最も良い組み合わせは、③では中東を避けたいのでウズベキスタン、②では最近陰りのあるサウジアラビアと同グループになるのが最も良い組み合わせではないでしょうか。
日本、サウジアラビア、ウズベキスタン、北朝鮮です

そして最悪はその反対、日本、イラン、バーレーン、北朝鮮です。
この場合、日本対中東＋北朝鮮となり、日本は２試合のアウェーを中東の炎天下で戦うことになり、北朝鮮でノアウェーはいろいろな政治的な要因をバックに障害が出てくるでしょう。
イランは、現在アジア最強との声もあり、アリダエイ、マハダビキア、アジア杯得点王カリミ。数名の選手がヨーロッパなどでも活躍しています。
バーレーンは、アジアカップで２得点されたＡ・フバイル。恐らくこの予選でも彼の名前を口にすることになるでしょう。日本が攻めたときにできるＤＦラインの裏のスペースをアジア最強のスピードを誇るカウンターアタックが狙っています。
北朝鮮も侮れません。アルビレックスのボランチ、アンヨンハツは身体能力が非常に高い。

アジア王者の日本でも、アジア予選は、簡単に勝てるものではありません。
抽選に恵まれることを祈りましょう。

アジア最終予選

アジア最終予選を考えてみます。

ＦＩＦＡはグループ分けを以前からＦＩＦＡランキングによって行うといっていました。
ココでランキングをみると。
日本　１７位
イラン　２０位
韓国　２４位
サウジアラビア　３０位
バーレーン　４８位
ウズベキスタン　５１位
クウェート　６０位
北朝鮮　９６位

となります。
注目すべきは、韓国が最近のランキングでは、親善試合でモルジブと引き分けたりと調子が悪いため、順位がイランと逆転してしまったのです。
これだと２通りの組み合わせが考えられます。
パターン①
Ａ組（アジア１、３、５、７位）
日本、韓国、バーレーン、クウェート
Ｂ組（アジア２、４、６、８位）
イラン、サウジアラビア、ウズベキスタン、北朝鮮

パターン②
Ａ組（アジア１、４、５、８位）
日本、サウジアラビア、バーレーン、北朝鮮
Ｂ組（アジア２、３、６、７位）
イラン、韓国、ウズベキスタン、クウェート

この二つのパターンです。
皆さんどうでしょう？

控え組

シンガポール戦がいよいよ17日にあります。
先発メンバーは、これまでの控え組だった藤田、本山、松田、三浦、玉田、小笠原などが中心となっています。
これは、控え組にとっては、大きなチャンスです。もし、シンガポール戦で活躍したなら、次の試合でも、メンバーをハズす理由がなくなるからです。若くて良い選手がどんどん出てきているので、代表に入っていても、控え組はうかうかしていられません。この一戦に賭ける意気込みは相当なものでしょう。逆に、これまでのレギュラー組を脅かすような存在をアピールしてほしいものです。